2019-09-18

 所謂メガバンクの富裕層向けのサービスは鳴り物入りで始まったが、最近は今ひとつに感じられる。
 例えばBTMはサービスを廃止しまっている。

 筆者がみずほプレミアムを確認してみたところ、サービスの低下が始まっているので継続性に疑問が出てきた。

 みずほプレミアムは預かり資産1000万円以上のプレミアムと3000万円以上のブリリアントとに区分されている。
 また提供するサービスによって、みずほグループが提供する「金融サービス」とJTBに委託している「ライフスタイルサービス」とに区分されている。

 ブリリアントになっても資産運用で有利になるとは思えない。外貨送金は優遇であり、プレステアゴールド(預かり資産1000万円以上)の様に無料ではない。優遇されても、プレステアが安価である。また外貨預金の両替レート優遇はあるが、外貨預金をするなら、みずほ証券で外貨MMF辺りを購入すれば良いので、サービスとして提供されても使う場面が思いつかない。

 後者もブリリアントになるとサービスが追加されるが、提供されるサービスが徐々に削減されている。一番良さそうなのが、不動産仲介手数料の優遇だが、上場企業であれば大概存在している金融機関との提携サービスと同一レベルなので、嬉しいと言えるものではない。この中で一番良さそうなのが、上野の東京国立博物館常設展無料入場で、これで富裕層が喜ぶのか疑問である。
 他のサービスも、普通に検索すれば優待として受けられるんじゃないのレベルのもので、インターネットに疎い老人であれば嬉しいかもしれないが、そもそもみずほプレミアムクラブの案内がインターネットに掲載されているという始末なので、サービスが存在している事を知らない人が多い気がする。

 金融サービスに戻るが総合的に良いのが「貸金庫優待」で貸金庫年間料金40% offで富裕層であれば需要もあるし喜ばれると思う。近所の支店の貸金庫が空いていればだが。

 そしてクレヲタの皆様に喜ばれるのが、みずほAmexプラチナカードであろう。年会費13万円と飛び抜けているが、家族カード4枚まで無料発行なので一族郎党で家族カードを持ち、海外旅行でラウンジやら荷物の空港間配達等を使い倒せば少しは富裕層気分になれるかも。でも、これって、みずほ以外で加入した方が良いのでは?


 なんだかんだ言っているが、金融サービスを本当に良くするかHSBCの様に、プラチナカードを無料提供します!位じゃないと資産残高を増やしてもらうのは難しいのではと思う。

2019-09-02

 暫し待ったが、BoHのDebit Cardが再発行された。

 普通郵便で送付されて来た。電話でactivationしろとある。

 口座開設はHawaiiだが、Skypeで本土のtoll freeへ接続するのが良い。こちらは接続後、電話番号を入力しろ、といった事はない。

 BoHのPDFに操作手順が載っているので予め用意すると良い。activationは7を押すとすすむ。詳細手順は適当にググってください。結局オペレータに繋がってactivationして頂いた。

 また、メニューを見ると414で従来ATMでしか行えなかったPINの変更が存在している。こちらを試したところ、結局オペレータと再度繋がり色々教えて貰ったところ「別途PINが届くから、到着後PINを変更しろ」という事であった。

 その後PINが普通郵便で送付されて来た。この後、414で操作したところ、16桁debit card番号#、PINを持っているなら(忘れていないか?)1#、旧PIN#、新PIN#を2回確認のため入力して、PINが変更できた。

 時間が有る時に買い物でもしてみますか。

2019-08-20

 昨年の記事ですが、PRESTIA(旧citibank)と海外投資を楽しむ会でお馴染みのBank Of Hawaiiが提携したというもの。

 しかしながら、具体的なサービス内容が全く打ち出されていない辺り、日本っぽいなあと思う次第。日本経済新聞には「送金手数料の割引」みたいな記述もあるが、本家のPRESTIAでは「提携しました」だけでサービス内容の記載は無し。

 最も、Bank Of Hawaiiで残念なのは預金残高を増やして上級のbankohanaにならないとwire transferの受け取り手数料が$17という日本では考えられないチャージがあるので、これを無料となる様なサービスが有難いのだが。
 イメージとしては、HSBCのGlobal Viewの様な感じでお願いします。

2019-08-18

  Raspberry Pi(raspbian buster lite)でUSB経由でカードリーダーを接続、SD microカードを認識させようとしたところ、問題があったので備忘録。

 先ず、オーム電機製PC-SCRW6をraspberry piへ接続したところ、Accessランプが点滅、その後常時点灯に推移した。Mac OSでもAccessランプは同様の遷移となるが、Mac OSからRWが可能である。
 しかし、raspbianからlsusbを実行しても、PC-SCRW6は認識されない。USBポートを変更、接続した状態でraspberry pi電源を投入等を試してみたが認識されない。

 切り分けのために、Buffalo製BSCR100U2を購入してraspberry piへ接続確認してみた。
 アクセスランプの遷移が異なり、点滅、その後消灯に推移した。raspbianからlsusbを実行すると認識され、またBSCR100U2へ挿入した16GB micro SDもRW可能であった。

 余談であるが、手元の古いBuffalo製BCR-C7L/U2もraspbianから認識されるが、カードリーダーの仕様上micro SDは2GByteまでしか認識されないのでrpi-cloneでのバックアップ用途には厳しいものがある。raspbian buster liteをイメージ書き込み&パッケージ最新化等を行うと、rpi-cloneの書き出し先は1.9GByte必要と表示された。
 

2019-08-04

それでは日立製作所の野望JP1 AJS編の続きである。

 さて、商品体系が判ってきたところで小規模システムへの対応状況を見てみよう。

 正直、Manager , Viewが高価なので小規模システムだと費用対効果が宜しくない。

 日立製作所としてはAgent側にJP1/AJS Agent MEという「1日10ジョブまで」に限定した安価なagentは用意しているのだが、システム全体の費用削減に大きく寄与しない。まず小規模システムだとAP , DBサーバにアプリケーションやユーティリティが集中する。この結果として、どうしてもジョブ数が多くなってしまうのである。
 筆者は「Managerから制御できるAgentは5ノードまで」といった商品設定が必要と考えるが、日立製作所の意見は異なる様である。

 また、「JP1をSasS提供」という広告が一時あったが、これはJP1製品群の極一部が従量課金サービスとして提供されたという事であり、JP1/AJSが例えばジョブ数での従量課金で利用できる、という訳ではない。さらに「JP1/AJSがAWS対応」と言った広告も、AZまたぎのクラスタ構成がサポートされたという事で、JP1/AJS ManagerがAWS marketplace対応した、SaaS化された、というものでは全くない。現時点ではオンプレの拡張と考えた方が良い。残念ながら、日立製作所としては十分にシェアを取ったジョブスケジュール市場で安売りをする気は無い様だ。


 システムデザイン上はWindowsのタスクスケジューラではなく、ちゃんとしたジョブ運用ツールの導入が望ましいが、JP1/AJSを含めて安価なものは存在しないと思って良い。

 オープンソースに期待はしているが、現状としてWindow/Linux両対応で、判りやすいViewまで無償提供されているものは無い。例えばHimeosは無償だが、ViewはHinemosジョブマップオプションとして有償提供となっている。Zabbixのジョブスケジューラも国内サポートがあるが、結構良いお値段が必要である。大規模システムであれば、この手のOSSのサポートは定額なので従量課金の商用ライセンスより安価になりやすいが、小規模システムだと逆に割高になりかねない。

 情報システム部が10名以上いて、自社でOSSをある程度トラブルシュート出来ないなら、基幹システム運用では商用製品の方が始末が良い、というのが筆者の考えである。
 

2019-08-03

先日のBoH発行のDebit Card不正利用の続き。

 Customer serviceにon line webから連絡したところ、1)最新の住所を確認後、カードを新規発行する、2)カードの不正利用に対して、申し立て(dispute)してくれ、という2点の回答があった。

 2)はメールではなく電話が必要である。

 電話はUS toll freeであるが、日本からの場合はDialing with AT&T USA Directという海外からAT&TのオペレーターへUSAの番号へ接続して貰えるサービスを使ってくれ、との事である。そもそも英語話者用のサービスなので先ずはBoHまで電話をするのが大変そうな予感。

2019-08-01

 ちょっと気晴らしに日立製作所のJP1/AJSについて、第三者の目で勝手な解説をしたい。なお筆者は日立に全く関係の無い企業に所属している。

 日立製作所の運用管理製品であるJP1製品群は多様な製品を、一括してJP1と名付けているために全体像が非常に判りづらい。かつ、日立製作所本体だけではなく、グループ会社である日立ソリューションズの製品も同一のグループ名としているため、混迷に輪をかけている。

 先ず、日立製作所本体が設計していると思われる所謂運用管理製品群がある。これらはジョブ実行、監視を中心としている。
 次に日立ソリューションズが設計していると思われる 暗号化の「秘文」、そして監視製品の補完製品である「JP1/Telstaff」のシリーズがある。

 今回は運用管理製品で一番利用頻度が高いJP1/Automatic Job Schedulerについて解説するが、その前にJP1/Baseについて解説する。
  JP1製品の見積で混乱するのは「JP1を使うにはJP1/Baseが必要です」という説明がある事。それも確認するとJP1/Baseが必要な場面と不要な場面がある。

『JP1/AJSはJP1/Baseが必須』

 JP1/Baseとは何者なのか?「実行基盤です」という謎の説明が多いのだが、簡単に言うと、サーバ/クライアント間の通信用ミドルウエアである。
 例えば、Unixでリモート制御を行うにはrsh、WindowsであればWinRM、という様にOS毎にジョブの遠隔実行方法はあるが、プロトコルは統一されていない。

 ここで、日立製作所はJP1/BaseというWindows,Unix,VOS3と言った各種OSで共通して利用できる通信用ミドルウエアを開発したのである。
 ジョブ実行ミドルウエアが各OSに対して遠隔実行を命令する際にこの通信用ミドルウエアを用いているのである。

 そのため、JP1/AJSのマネージャ、エージェント(遠隔操作対象)共にJP1/Baseが必須となる。

『JP1/IMは代替手段がある』

 ジョブ実行結果のエラー通知のためにJP1/Integrated Managerも必要だと説明を受けることがある。これは何者なのか?

 実はJP1/AJS Manager(正確に言うとJP1/AJS Managerの実行結果を表示するJP1/AJS View)はジョブの失敗や遅延を外部通報する機能が存在していない。信じられないが、事実である。
 もう少し正確に言うと、ジョブが失敗したときに、特定のジョブ(リカバリジョブ)を実行させる事は出来、かつ特定のジョブとして「メールの送信」が可能である。 これで対応出来そうだが、全てのジョブ(またはジョブネット)に対して、エラー通知のジョブ(リカバリジョブ)を定義するのは大変である。

 よって、JP1/AJS ManagerへJP1/AJS Managerからジョブの実行結果をJP1/IMへ転送して、JP1/IM上で表示、選別、通報をすれば良い、というのが日立の考え方である。なお、この実行結果転送もJP1/Baseを利用するため、JP1/Baseが必要となる。
 ちなみにJP1/IMは60万円以上するため、「メール通知をするために60万円以上追加なのか!」という事になる。

  それでは代替手段はどんなものなのか?実はJP1/AJS Managerはジョブの実行結果をWindows Event Logへ出力する事も可能である。(標準はOFF)Windows Event Logに実行結果を出力して、適当な汎用監視ソフトウエアで異常終了や遅延等の特定メッセージが出力されたらメール送信を起動すれば良い。



『JP1/TelStaffが必要な場面は限られる』

 さらに「メール通知はJP1/IMに加えてJP1/TelStaffが必要です」と説明を受ける事もある。これも詳しく言うと、メール通知を細やかに制御するにはJP1/TelStaffが必要だが一般的には不要である。
 JP1/TelStaffはメール通知の際に「月曜日はAさん、火曜日はAさんだが夜間のみBさんへ通報」と言った通知のパターンを各種細やかに制御できるツールである。単純に一律メール送信であれば不要である。


『JP1/View Definition Assitantは必須』

 ジョブの定義、実行結果の表示はJP1/AJS Managerの機能ではない。別製品であるJP1/AJS Viewが必要であり、この製品は必須である。
 しかしながらJP1/Viewは画面上での表示は出来るのだが、ジョブの一覧等をテキスト等へ出力する事も、類似ジョブを大量にテキスト形式で定義してジョブ登録する事は出来ない。
 製品欠陥のレベルだが、実は別製品JP1/View Definition Assistantが当該機能を提供する。 JP1/AJSが必要となる大規模システムでは必須と筆者は考えているのだが、日立製作所見積に大概含まれておらず多数のエンジニアが苦しんでいる。

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