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2009-02-03

 手元には古のPower Mac G4 AGPが現役で稼働している。確か2000年頃の発売開始なので、かれこれ8年以上運用している。サーバ機並の長期運用である。

 このMac、先日電源は投入可能だが起動ディスクを認識せず、OSが起動しないという症状が出た。ロジックボード上のバッテリが消耗したようだ。このバッテリは数年前に交換しているが寿命を迎えた様子。

 秋葉原で探してみると、何故か3VのLi電池はあるが、3.6VのLi電池を販売していない。正確に言うと、株式会社センチュリーが輸入している商品を販売する店はある。しかし、同等仕様の電池が何故か販売されていないのだ。前回は英国Saft製品を安価に購入したのだが、割高な株式会社センチュリー扱いしか見当たらない。何と1260円である。

 唯一秋葉館で安価に(819円)で株式会社センチュリー扱いを販売していたので購入。それにしても、秋葉原をぐるぐる巡回すれば、「PCパーツとして高く販売しているが、実は同じ製品が安価に購入出来る」事が多いのだが、一体どうしたのだろうか。製品の扱い力が弱くなっているのだろうか。

2008-11-26

 先日、九十九電機の在庫品を担保にしたABLに違和感を感じる旨記載した。
 ゆっくり考えると、やはりこのスキームはおかしい。
 そもそもABLは借り主が作り出した有形無形の換金が難しい資産、ここには借り主が生み出した付加価値を含む、を担保に借金をするという事だ。つまり、工場の在庫を担保にするのは、工場で原料を加工し付加価値を付けた状態になった事に対して金を貸しているのであろう。工場の原料を担保に、というABLはありえない。
 こう考えると、九十九電機が商品を仕入れただけの状態である店頭在庫は、工場における原料と同じであり、この状態で担保価値というのは無い。正確に言えば価値はあるのだが、この価値はメーカへの代金支払と相殺されるので、差引0という事だ。
 無論、筆者は「小売店のやっている事には付加価値はない。製造業マンセー」と主張しているのではない。小売店の付加価値とは店頭での販売員の対応能力であったり価値を伝える提案力である。しかしこれは究極の無形資産であり、のれん代や商標と言った無形資産より担保査定が難しいだろう。NECリースも苦し紛れに在庫品を担保にしたのかと推測するが、練りが足りないと思う。
 

2008-11-22

 九十九電機が急遽営業を取りやめた。在庫品を担保にABL(Asset Base Lending)による融資を受けており、契約上、民事再生提出後、在庫は販売に回してはいけない。しかし九十九電機は販売を続けており裁判所の保全の仮処分が出た模様。
 契約上はNECリースに理がある。

 それにしても小売業のABLは信用取引二階建相当だと思う。一階部分はメーカから商品を仕入検収した時。検収時に所有権は移転するから、まず仕入分の債務を負う。二階部分は自分の物になった商品を担保にさらにABLで借金をして債務を負う。
 ABLの本来の担保は工場などの「生産はしたけど、未だ販売先から回収出来ていない債権」で、本件の様にメーカから受け入れた商品を直ぐに担保に入れて金を借りるというのはちょっとずれている気がする。

 不動産等の担保に対して抵当順位という概念はあるが、ABLだとどうなのだろうか。メーカと九十九電機との売買契約も、大概「民事再生等を申し立てた場合は売買契約は無効(=商品の所有権は移転しない)」と書いてしておくが、ABLの契約でも同様にしていた様である。

2008-10-31

 九十九電機が民事再生法適用を申請した。これで秋葉原の老舗の大半が何らかの形で破綻や吸収された事になる。筆者の記憶が定かである内に、記憶の奥深くから呼び出してみよう。

STEP
  • 「5つのNO!」という衝撃的な宣伝文句で安売りに徹していた。スキルのある店員は配置せず、品物を決めている客だけ来店すれば良いという、現在の安売り通販の走りとも言えるコンセプトでMacintoshを中心に販売展開。終末期は「ソフトウエア・ジャングル」という名前のソフト売場もやっていた。たまたま筆者が訪問した時に、店員が商品の対応状況の説明をしているのを見て驚いた記憶がある。その後数ヶ月で破綻。再建は無し。
リッツ・コンピュート
  • Macintosh専門店ではIKE SHOPに次ぐ中堅店。ある日突然閉店したが、売上が下がってきたため破綻する前に思い切って店を畳んだとの事。再建は無し。
  • Apple II互換機、Mac、PDAと尖った製品を扱い続けた老舗だが、閉店。その後、あきばおーの様な電子雑貨店へ転換したが、全く鳴かず飛ばずでこちらも閉店。PDA関連の品揃えは素晴らしかったが、ニッチ過ぎたのだろうか?筆者は完全に撤退したと信じていてが、通販は残っていた。

  • 駅前の超一等地に出店していたが、最終的にはヤマダ電機に実質的に吸収される。店は多いけど、接客はフレンドリーというか、馴れ馴れしい感じで、石丸やLAOXと比較すると落ちる感じ。でも大手老舗。
  • どちらかと言うと、アマチュア無線の店だが1990年ころまではパソコンの取扱もしていたいと思う。法人は残っているが、秋葉原の店舗は現在無し。トヨムラの店舗はT-Zone、Tsukumo exと遷移。
  • 1990年頃のバブル期に秋葉原最大のフロア面積で開店。秋葉原は大型店舗が実は少なく、小さなビルが多数あり、1フロアは狭い。それに対して、この建物は大きかった。さらに最上階には美術フロアまであるというバブルっぷり。しかし、長続きせず店舗をT-Zoneへ実質的に転換。それも続かず最後はDQNの殿堂に...。ヨドバシかビックカメラに入って欲しかったぞ。
  • バブル経済後に民事再生法を申請した走り。アマチュア無線も結構扱っていたが、旗艦店が神田平河町(山手線の外側方向)にあるためか、効率が悪かったのだろうか。
  • 2002年に民事再生法を申請。オーディオには力を入れていて、自社レーベルの高音質LPを作っていた。最後までアナログカートリッジを扱っていたりと、中堅オーディオファンには有り難い店だったのだが。第一家庭電器が秋葉原デパートを撤退後は殆どヲタクビルに化した。

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憂鬱な凍死家です。こちらではmixiとは異なり固めの話題中心です。

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