2019-08-03

先日のBoH発行のDebit Card不正利用の続き。

 Customer serviceにon line webから連絡したところ、1)最新の住所を確認後、カードを新規発行する、2)カードの不正利用に対して、申し立て(dispute)してくれ、という2点の回答があった。

 2)はメールではなく電話が必要である。

 電話はUS toll freeであるが、日本からの場合はDialing with AT&T USA Directという海外からAT&TのオペレーターへUSAの番号へ接続して貰えるサービスを使ってくれ、との事である。そもそも英語話者用のサービスなので先ずはBoHまで電話をするのが大変そうな予感。

2019-08-01

 ちょっと気晴らしに日立製作所のJP1/AJSについて、第三者の目で勝手な解説をしたい。なお筆者は日立に全く関係の無い企業に所属している。

 日立製作所の運用管理製品であるJP1製品群は多様な製品を、一括してJP1と名付けているために全体像が非常に判りづらい。かつ、日立製作所本体だけではなく、グループ会社である日立ソリューションズの製品も同一のグループ名としているため、混迷に輪をかけている。

 先ず、日立製作所本体が設計していると思われる所謂運用管理製品群がある。これらはジョブ実行、監視を中心としている。
 次に日立ソリューションズが設計していると思われる 暗号化の「秘文」、そして監視製品の補完製品である「JP1/Telstaff」のシリーズがある。

 今回は運用管理製品で一番利用頻度が高いJP1/Automatic Job Schedulerについて解説するが、その前にJP1/Baseについて解説する。
  JP1製品の見積で混乱するのは「JP1を使うにはJP1/Baseが必要です」という説明がある事。それも確認するとJP1/Baseが必要な場面と不要な場面がある。

『JP1/AJSはJP1/Baseが必須』

 JP1/Baseとは何者なのか?「実行基盤です」という謎の説明が多いのだが、簡単に言うと、サーバ/クライアント間の通信用ミドルウエアである。
 例えば、Unixでリモート制御を行うにはrsh、WindowsであればWinRM、という様にOS毎にジョブの遠隔実行方法はあるが、プロトコルは統一されていない。

 ここで、日立製作所はJP1/BaseというWindows,Unix,VOS3と言った各種OSで共通して利用できる通信用ミドルウエアを開発したのである。
 ジョブ実行ミドルウエアが各OSに対して遠隔実行を命令する際にこの通信用ミドルウエアを用いているのである。

 そのため、JP1/AJSのマネージャ、エージェント(遠隔操作対象)共にJP1/Baseが必須となる。

『JP1/IMは代替手段がある』

 ジョブ実行結果のエラー通知のためにJP1/Integrated Managerも必要だと説明を受けることがある。これは何者なのか?

 実はJP1/AJS Manager(正確に言うとJP1/AJS Managerの実行結果を表示するJP1/AJS View)はジョブの失敗や遅延を外部通報する機能が存在していない。信じられないが、事実である。
 もう少し正確に言うと、ジョブが失敗したときに、特定のジョブ(リカバリジョブ)を実行させる事は出来、かつ特定のジョブとして「メールの送信」が可能である。 これで対応出来そうだが、全てのジョブ(またはジョブネット)に対して、エラー通知のジョブ(リカバリジョブ)を定義するのは大変である。

 よって、JP1/AJS ManagerへJP1/AJS Managerからジョブの実行結果をJP1/IMへ転送して、JP1/IM上で表示、選別、通報をすれば良い、というのが日立の考え方である。なお、この実行結果転送もJP1/Baseを利用するため、JP1/Baseが必要となる。
 ちなみにJP1/IMは60万円以上するため、「メール通知をするために60万円以上追加なのか!」という事になる。

  それでは代替手段はどんなものなのか?実はJP1/AJS Managerはジョブの実行結果をWindows Event Logへ出力する事も可能である。(標準はOFF)Windows Event Logに実行結果を出力して、適当な汎用監視ソフトウエアで異常終了や遅延等の特定メッセージが出力されたらメール送信を起動すれば良い。



『JP1/TelStaffが必要な場面は限られる』

 さらに「メール通知はJP1/IMに加えてJP1/TelStaffが必要です」と説明を受ける事もある。これも詳しく言うと、メール通知を細やかに制御するにはJP1/TelStaffが必要だが一般的には不要である。
 JP1/TelStaffはメール通知の際に「月曜日はAさん、火曜日はAさんだが夜間のみBさんへ通報」と言った通知のパターンを各種細やかに制御できるツールである。単純に一律メール送信であれば不要である。


『JP1/View Definition Assitantは必須』

 ジョブの定義、実行結果の表示はJP1/AJS Managerの機能ではない。別製品であるJP1/AJS Viewが必要であり、この製品は必須である。
 しかしながらJP1/Viewは画面上での表示は出来るのだが、ジョブの一覧等をテキスト等へ出力する事も、類似ジョブを大量にテキスト形式で定義してジョブ登録する事は出来ない。
 製品欠陥のレベルだが、実は別製品JP1/View Definition Assistantが当該機能を提供する。 JP1/AJSが必要となる大規模システムでは必須と筆者は考えているのだが、日立製作所見積に大概含まれておらず多数のエンジニアが苦しんでいる。

2019-07-30

 仕事で珍妙体験があったのでメモ。
 某社ウイルス対策ソフト導入で確認事項があり、サポートへ連絡したところ「専用のFTPログ送付ソフトをダウンロードして、ログ送付してくれ」という回答があった。

 このウイルス対策ソフトは海外製で国内某社がサポートしている。そして、この送付用ソフトは国内某社が作っている様だ。

 で、チーム員へログ送付を依頼したが「送付出来ない」との事。

 サポートへ「FTPだとプロキシが存在して企業ユーザは送付出来ない環境も多いとは思うが如何か?」と送ったところ、「プロキシにFTPを通過させる設定すれば良い(大意)」という、明後日の回答が来た。

 当方で観察すると、送付用ソフトはFTPプロキシに対応していない様だ。

 そしてサポートへ対応状況を確認すると、その通りだと。


 つまり、この送付用ソフトでは一般的な企業ユーザでは、どんなに頑張ってもサポートへログを送付する事は出来ないのである。大概の企業向製品はベンダサポートがアップロード用のwebやftpを用意するのだが、それも無いという。

 平たく言えば、プロキシが存在しない個人ユーザであれば、この送付用ソフトは有効なのだが、サポートを担当する国内某社が力を入れている(と思われる)企業ユーザでは混乱を招く代物でしかない。
 国内某社はSIerを自称しているらしいのだが、こんな簡単な事も気付かずにサービス体制を構築するとは日本のITは先行きが不安になる。

2019-07-24

 家族宛に元商品先物取引会社のFX勧誘が来た。

 内容はメキシコペソのロングでレバレッジ25倍の国内規制限界というもの。
  対面で1時間ほど説明をしたいという。

  この会社はおかしな会社ではなく、日経の女性向けイベントに出展しており、そこで家族が提供した情報で連絡してきている。合法的に入手した個人情報ではある。

 現在メキシコペソの政策金利は8%以上らしいので、レバレッジ25倍だとスワップ金利で年率200%も実現可能である。
 無論為替レートが4%動けば証拠金は0になるのだが、電話ではその様な説明は当然無い。

 それにしても初心者向けにレバレッジ25倍というのは凄い。株でも信用取引二階建ては超危険と言われているのに最初から規制上限の25倍ですか。

2019-07-23

Bank Of Hawaii 発行のDebit Cardが不正利用されたので、顛末を。

 ある日、以下の様なメールが到着した。
 疑わしい取引があるよ、という内容で、全てのトランザクションが自分の支払った正しいものなのか、一部自身の支払いではないものがあるのか、のリンクをクリックしてくれとある。
 このメール自体がフィッシングの可能性もあるので、BoHのサイトでaccount activityを確認すると、メール通知に記載の不正利用と思われるトランザクションが記録されている。
 Debit Cardであるが、瞬時に取引完了にならずに通常の取引でも一定期間HOLDになるようである。HOLDは2営業日程と思われる。

 次に、Fraud Service Centerに電話。

 最初はUSのフリーダイヤルにSkypeで掛けると、自動応答でこちらの電話番号をエリアコードから入力しろと言われる。どうも海外の国コードでは受け付けない様なので、+1-727-227-ZZZに連絡。こちらは有人オペレータが応答してくれる。

 で。

 筆者の英語能力が今ひとつ&焦りもあったためか、「貴方の第一言語は何ですか?」という事で先方が日本語話者を探してくれて間に入って頂けた。
 フリーダイヤルでは「英語は1、エスパニョールは2」でスペイン語はあるのに、日本語は無しかよ!と焦って居たが、ハワイ現地時間の早朝にも関わらず、わざわざ日本語話者を探してくれたコールセンタには感謝である。

 どのトランザクションが自分のものでないのか、カードの保管状況などを確認後、カードを停止するとなった。
 センターではカード停止までなので、カードの再発行はカスタマーサービスに別途連絡が必要とのこと。

Transaction Detail
Your transaction is not yet complete. Once this transaction is complete, you may add a note or categorize this transaction.

Scheduled for:ZZ/ZZ/2019
Description:VISA AUTHORIZATION VICTORIASSECRET.COM 2019-ZZ-ZZ
In-process 
Amount:$25.23
Transaction type:HOLD




URGENT: Suspicious Activity Detected on Your Card 

 

Your Card Ending in XXXXX
Dear TOSHIKA-SAN:
As part of our commitment to protecting the security of your card, we continuously monitor for possible fraudulent activity. We need to verify that you, or someone authorized to use your card, attempted the following transaction(s) on your card ending in XXXXX.
MerchantAmountDateTimeLocation
ESTEE LAUDER ONLINE$0.00ZZ/ZZ/201906:43 AM CTKING OF PRUSS, PA
VICTORIASSECRET.COM$25.23ZZ/ZZ/201903:27 AM CTREYNOLDSBURG, OH
FC2.COM HELP.FC2.COM$10.03AA/AA/20198:22 PM CTINTERNET

If the dollar amount is not identical to what is shown on a transaction receipt, this may be due to a pre-authorization which has not yet posted to your card.
The merchant location for internet transactions may be different than you expect as they are often cleared through a centralized billing location.
If you have already spoken with us about these transactions, then no further action is required.
Please click on one of the two statements below that best represents the transactions above:
All Transaction(s) Authorized

One or More Transaction(s) NOT Authorized
NOTE:
Your satisfaction is very important to us and we appreciate your prompt attention to this matter. If you have any questions about the content of this email, please don't hesitate to contact us at 1-800-369-BBBB from the U.S. and Canada. Internationally, you can reach us collect at 727-227-ZZZ and we will accept the international collect call charges. For your convenience, we are available to take your call 24 hours a day, 7 days a week. Please refer to case number YYYYYYY when you call. 
Thank you for being a valued customer.
Sincerely,
Bank of Hawaii
Fraud Service Center
Please do not respond to this email, this mailbox is not monitored. It is only used for sending Fraud Alert Email notifications.

2019-07-22


SBLソーシャルレンディングに以下のお知らせが。
高金利の一方、支払遅延が総融資額の10%になっていること、若干だがデフォルトも発生していることを踏まえて、撤退を決断と思慮。
このままだと遅延がデフォルトになる事も十分想定されるので、金利のリターンと釣り合わないなあとは思っていましたが、思ったより早く終了してしまった。



お客様各位
2019年6月28日
SBIソーシャルレンディング株式会社

SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド 募集終了のお知らせ

 平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
 このたび、「SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド」は、2019年7月19日(金)昼12時もちまして、以下のとおり、募集を終了いたします。
===============================
■最終の出資募集締切日
2019年7月19日(金)昼12時

■最終の分配(配当)予定日
2020年8月17日(月)(*)
(運用期間(予定):2019年7月~2020年8月)

(*)分配日(毎月15日)が弊社休業日(年末年始・土日祝日)の場合には翌営業日が分配日となります。
===============================
ご愛顧いただきましたお客様に、心より御礼申し上げます。

2019-07-17

 タイトルが長いですが、Windows Serverで構築したActive DirectoryドメインA(domain.local)と、AWSのPaaS Active Directory Service B(domain.cloud)との信頼関係を結ぶ検証をしてみた。
 ドメイン名であるが、よく見かけるhome.comとcloud.comというドメイン名ではないところが本投稿の特徴である。何故domain.localとdomain.cloudとしているかは後述する。


 Active Directoryでは識別のためのドメイン名は2種類ある。domain.localの様なFQDNのドメイン名に相当するドメイン名と、過去互換性を考慮して作成されているNETBIOSドメイン名とがある。後者は本ドメイン名では"domain"の様にトップドメイン".local"を削除したものがActive Directoryの初期デプロイ時に設定される。

 さて、この前提の様なActive Directoryドメイン名を持つドメインの信頼関係を結ぶとどうなるか?失敗してしまう。
 これは両方のActive Directoryドメイン名は異なるのだがNETBIOSドメイン名は"domain"と同一のものに自動設定されてしまい、同一のNETBIOSドメイン名間では信頼関係が構築できない仕様のためと思われる。

 これを解決するには、どちらかのActive Directoryドメインをデプロイする際にNETBIOSドメイン名を明示的に"DOMAINcloud"の様に他のNETBIOSドメインと異なるものに明示的に設定すると良い。

 また、Active Directoryドメイン名とNETBIOSドメイン名とは異なるものとする必要がある様だ。NETBIOSドメイン名自体は"."を使用可能であるのだが、"domain.cloud"とNETBIOSドメイン名を設定する事はActive Directory ドメイン名と同一となるためか設定出来ない。

 本環境では

ドメインA
Active Directoryドメイン名 domain.local
NETBIOSドメイン名 domain

ドメインB
Active Directoryドメイン名 domain.cloud
NETBIOSドメイン名 domaincloud

 と設定する事で所定の目的が達成された。

 お気づきの様に、NETBIOSドメイン名はユーザがOSへドメインログオンする際に使われている。
 ドメインBであれば、ユーザ名は"domaincloud\administrator"の様になる。


 さて、冒頭に記述した様に何故domain.localとdomain.cloudとActive Directoryドメイン名としたのかを説明する。
 これはオンプレからAWSへ極力シームレスな移行を狙ったためである。

 例えばオンプレ上のPCからオンプレ上のAP01サーバへアクセスするには

\\AP01.domain.local\
\\AP01\

 という2種類の表記が出来る。前者はFQDN、後者は短縮名表記となる。
 短縮名でもアクセス可能なのは、PCとAP01とは同一ドメインに所属しているので、名前解決で自動的にdomain.localが補われるためである。

 次にAP01サーバをAWSへ移行すると

\\AP01.domain.cloud\

 のみが使用できる。短縮名ではアクセス出来ない。
 よって、プログラムやショートカットなどを修正する必要がある。

 ここで、WindowsであればTCP/IPコントロールパネルの「以下のDNSサフィックスを順に追加する」を以下に設定するとどうなるか?

domain.local
domain.cloud

 を設定してみよう。

 短縮名でAP01を指定すると、先ずはAP01.domain.localを解決しようとして、これは失敗する。次にAP01.domain.cloudを解決しようとして、これは成功する。
 
 実装としては、DNSサフィックスの情報をGPOで設定し、接続先名を短縮名で記載しておくと移行が簡単になる。

 この工夫のために信頼関係を結ぶ際に若干悩んだが理解は深まったという事で...。

 

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憂鬱な凍死家です。こちらではmixiとは異なり固めの話題中心です。

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