2015-05-01

Samba 4.2.1をActive Directoryとして稼動させ、移動プロファイルを実験してみた。

1.プロファイル保存用フォルダの作成

 本実験では、Windows XP機のホストion上にprofileフォルダを作成して、共有設定を行っている。
 profileフォルダにはセキュリティタブから、予めEveryoneへ「変更」の権限追加をしておく。


2.移動ユーザプロファイルの設定

 テスト用のユーザをMMCから作成する。Samba 4.2.1は標準で機能レベルは2008R2になっているが、プロパティで設定できる事項は純正Active Directoryより少ない様子。
 例えば、リモードデスクトッププロファイルの設定がプロファイルに無い。
 今回はプロファイルのユーザプロファイルでプロファイル保存先を設定する。























3.テストユーザでログインしてみる

 作成したテストユーザで、適当なWindows端末へログオンしてみる。
 通常より、プロファイルの新規作成に時間がかかっているかな、という挙動を示した。
 上記1.で作成したフォルダには、以下の様にユーザ名のプロファイルが保存された。
 なお、.v2はWindows vista以降のもの、無印はWindows XPまでのもの。独立したプロファイルが作られる。




















 今後は無いと思うが、Windows XPとWindows Vista以降が混在した環境を作るとプロファイルは別になるので、移動プロファイルの利点(どの端末でも同一のデスクトップを提供する)は活かせない、という事。

4.ログオン中の挙動はどうなっているのか?

 プロファイルはファイルサーバ上に保存されるが、ログオン中の挙動はどうなっているか観察してみた。
 まず、ファイルサーバ上のプロファイルはローカルのDocuments and Settingsに保存される。移動ユーザプロファイルのユーザはドメインユーザであるが、pathはドメイン名が付加されない形式で設定される。
(例えば、\skylark.YOURDOMAIN\にはならない)

 次に、例えばデスクトップ上のファイルを変更すると、即時でローカルに保存されたものが変更される。本例では、"sample"のファイル名を"sample234"としてみた。
 本環境では、C:\Documents and Settings\skylark\デスクトップ 以下のファイルが変更されている。
 この際、ファイルサーバ上のファイルは変更されないので注意が必要。























 良く指摘されている様に、この状態で他の端末へskylarkのユーザ名でログオンすると、どうなるか?ファイルサーバ上のファイルは更新前の状態のままで、それが新しくログオンした端末へロードされる事となる。これを防止するにはフォルダリダイレクトを利用すると良いのだが、Samba 4.2.1ではフォルダリダイレクトは使えない様子。

4.ログオフ後の挙動

 ログオフすると、ローカルのプロファイルをファイルサーバへ書き出す。
 ローカルに保存されたプロファイルはそのまま保持されている様だ。
 以下はログオフ後、administratorで観察した結果。






































5.プロファイルが利用できない場合の挙動
 実験的にプロファイルの共有を止めてみると、一時プロファイルが使用される。


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