2008-11-30

 2000年頃まで某web siteの更新をしていた。当時は牧歌的な時代でweb siteの中身は静的に生成するのが主流であり、SSIやCGIを使った動的なページ生成は上級者向けであった。筆者はSSIを使っていた。これはページの更新日付をサーバから拾ってきてコンテンツ中に表示させる仕組だった。

 当時のweb site構築では、文章や画像と言ったコンテンツと、ページレイアウトが同一のHTMLに共存しており、一部のレイアウト修正をすると全HTML書き直しという事態に陥るという問題があった。

 現在はページの表示一つ変更するのもスタイルシートで一気に変更出来るし、wikiを始めとするコンテンツ・マネージメント・システムも普及しているので、ページのレイアウト作成と、コンテンツとが完全に分離出来る。これは素晴らしい事だ。

 このbloggerはレイアウトをxmlの形式で流し込める。当時のPage Spinnerでtag手打ちしていた時代と比較すると天国だが、ちょっとした修正でcssなりHTMLの知識が必要になる時がある。このblogの最上部にblog検索のバー(Navbar)があるが、最初これが表示されなかった。何故かと言うと、このレイアウト(借り物である)ではデザインを重視してNavbarを非表示に設定していたのだ。これを表示させるのはxmlをちょっと弄れば良いのだが、cssやxmlの概念を知らないと厳しいだろう。矢張りHTMLやcssを一度は触った方が何かと良い様だ。
 web日記はhyper nikki systemで開始した。このシステムは現在のblogの走りとも言えるが、ダイアルアップ方式の様に日記記述者のIPアドレスが変化する環境では、使いづらかった。これはruriというcookieで記述者の環境を判定、書込権限を与えるためである。

 その後mixiに移ったのだが、閉じた環境には馴染めない。有料会員では自分の日記の検索機能がある様だが、そのために費用負担と言うのも何だかなあと思う。

 で、色々見ていたのだが、tDiary辺りのような日記システムが良いなと思っていたが、google様のBloggerを使った所、昔のhyper nikki systemをも思い出させるインタフェースが備わっていたので、採用した次第。

 右側にAmazonのアフェリエイトを入れてみた。これで大儲け、と甘い考えがある訳では無く、昔からやってみたかったレコード屋の真似事である。ここのアフェリエイトで表示されるCDは故長岡鉄男の推奨盤である。その中で筆者の手持ちや買いたいと思っている物が表示されるので、この手の音楽がお好きな方はどうぞ。

2008-11-26

 先日、九十九電機の在庫品を担保にしたABLに違和感を感じる旨記載した。
 ゆっくり考えると、やはりこのスキームはおかしい。
 そもそもABLは借り主が作り出した有形無形の換金が難しい資産、ここには借り主が生み出した付加価値を含む、を担保に借金をするという事だ。つまり、工場の在庫を担保にするのは、工場で原料を加工し付加価値を付けた状態になった事に対して金を貸しているのであろう。工場の原料を担保に、というABLはありえない。
 こう考えると、九十九電機が商品を仕入れただけの状態である店頭在庫は、工場における原料と同じであり、この状態で担保価値というのは無い。正確に言えば価値はあるのだが、この価値はメーカへの代金支払と相殺されるので、差引0という事だ。
 無論、筆者は「小売店のやっている事には付加価値はない。製造業マンセー」と主張しているのではない。小売店の付加価値とは店頭での販売員の対応能力であったり価値を伝える提案力である。しかしこれは究極の無形資産であり、のれん代や商標と言った無形資産より担保査定が難しいだろう。NECリースも苦し紛れに在庫品を担保にしたのかと推測するが、練りが足りないと思う。
 

2008-11-22

 九十九電機が急遽営業を取りやめた。在庫品を担保にABL(Asset Base Lending)による融資を受けており、契約上、民事再生提出後、在庫は販売に回してはいけない。しかし九十九電機は販売を続けており裁判所の保全の仮処分が出た模様。
 契約上はNECリースに理がある。

 それにしても小売業のABLは信用取引二階建相当だと思う。一階部分はメーカから商品を仕入検収した時。検収時に所有権は移転するから、まず仕入分の債務を負う。二階部分は自分の物になった商品を担保にさらにABLで借金をして債務を負う。
 ABLの本来の担保は工場などの「生産はしたけど、未だ販売先から回収出来ていない債権」で、本件の様にメーカから受け入れた商品を直ぐに担保に入れて金を借りるというのはちょっとずれている気がする。

 不動産等の担保に対して抵当順位という概念はあるが、ABLだとどうなのだろうか。メーカと九十九電機との売買契約も、大概「民事再生等を申し立てた場合は売買契約は無効(=商品の所有権は移転しない)」と書いてしておくが、ABLの契約でも同様にしていた様である。

2008-11-06

 長崎県のIT調達方針の様に、発注元自らが仕様書を作成し入札を行っている官公庁は、非常にまれで羨ましい。大概の自治体、外郭団体はCIOやCIO補佐官という肩書きの人は居るものの、機能しておらず従来の丸投げ発注から大して変わっていない。
 近年一番困ったのが、「現行システムのアプリケーションをマイグレーション」という調達が、蓋を開けてみたら「ソースコードは開発元が持っていて、発注者は持っていません」「ソースコードは落札者が責任を持って、開発元から入手する事。その費用は開発者持ちね」という素晴らしい事態に変化。
 この条件を仕様書に書かないで、仕様書を配った後の質問事項回答として出してくるのはどういう事だ。前提条件の若干の変更なら判るが、これでは開発元以外は参加出来ないぞ。
 発注元はリスクが負えない、という事は判る。しかし、自分たちの不勉強や仕事の怠慢(敢えて言う!)を恥じる事なく、一律落札者へリスク負担させるというのは、公平な調達の妨げである。

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憂鬱な凍死家です。こちらではmixiとは異なり固めの話題中心です。

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