2010-12-29

 日本で銀行業を行うには、名称を「hoge銀行」としなければいけない様である。(法律のどこに書いてあるか未確認です)
 そのため、「シティバンク銀行」の様な一見珍妙な銀行名が存在する。無論、シティバンクは問題はあるにしろ真当な銀行である。
 逆に言えば「hoge銀行」としていない金融機関は銀行法に定める銀行では無い。今は合併して存在しない三洋信販子会社のポケットバンクは「バンク」と名称にあるが、サラ金であり銀行では無い。

 所で所謂「プライベートバンク銀行」(!?)ではないのに「プライベートバンク」と名乗るのは如何であろうか。最近インターネットで名前を悪い意味で見掛ける「yucasee」という富裕層向け雑誌を展開していると称している企業の子会社「アブラハムプライベートバンク」がある。成程、確かに「銀行」とは一言も書いていない。銀行と誤認させる意思は無い、当社は投資顧問業ですよ、という予防線なのだろう。

 しかし、投資コースの妖しさは如何な物であろうか?「高額手数料が今なら無料、お急ぎ下さい」と煽るのは富裕層向けらしから下品さを感じる。次に微妙なのが、マルチ商法の広告でありがちな異常に長大な広告である。マルチ商法の宣伝では、現状の経済情勢などから不安を煽り、商品説明はあやふやで期待を持たせ(?)、最後に購入ボタンがある、というのが定番である。(当社調べ)この広告もそれに漏れない。次に微妙なのが、竹田和平氏を広告に使っている点。竹田和平氏が怪しいのではない。むしろ逆である。日本の尊敬する個人投資家であるが、割安株をじっくり長期間保有する投資スタイルの氏が、この様な他力本願でリターンが明らかに大きいファンドへの投資を一般投資家へ勧めるだろうか?極めて疑問である。

 最後は投資先のファンドを全く説明していない辺りだ。多分にMan Investmentのヘッジファンドと香港HSBCの口座開設辺りを勧めて来ると予想しているが、その助言(!?)だけで投資資産の0.9%を取るというのは如何な物であろうか。大口投資なら直接購入しても良いし、小口ならノミニー経由もある。無論、投資顧問料は不要である。自分で投資の事務処理時間が取れないならばヨーロッパの本当のプライベートバンクが安心出来るだろう。英語対応だが。そもそも英語をろくに喋れない人が富裕層と名乗られてもなあ。

 という訳で、この会社は詐欺ではないが、情報弱者専用と当研究所では認定した。

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