企業でXenAPP等を使用して、サーバ上でMS製Application(MS Office等)を使用する際のライセンス体系について。
Microsoftの思いやりとして、1ライセンスを同時に使用しなければ、もう一台のコンピュータにコピーしても良い、というものがある。(この表現は概要説明で、無条件ではない。詳しくはEULAを参照)
企業で、Volume Licenseで1ユーザの1端末に1ライセンスのOfficeを割当としている場合、別途サーバ上にXenAPPでOfficeを利用する場面を前提とする。
この場合、サーバ上のOfficeは追加ライセンスが不要である。具体的には「デスクトップ仮想化ライセンスガイド - Microsoft Download Center」に記載されている。
6. マイクロソフトのデスクトップ アプリケーションのライセンスをデスクトップに割り当てた場合、そのアプリケーションは、ローカルのデスクトップ上での使用と、リモート デスクトップ サービスを利用したリモートでの使用の両方が可能になるのですか。
そのライセンスがボリューム ライセンスによって取得されたものである場合は、両方の使用が可能になります。ボリューム ライセンスによって取得したデスクトップ アプリケーションのライセンスでは、ソフトウェアをローカルにインストールする権利と、そのソフトウェアを Windows Server リモート デスクトップ サービス (または同様のテクノロジ) を利用してネットワークから使用する権利が供与されます。
但し、これはOEMやFPP(パッケージ)には適用されない。家庭向けPCでOffice付属のものがあるが、このOfficeはOS同様にOEM版である可能性が高く、上記が適用できないと考えた方が良い。(付記 OEM版Officeでも購入後90日以内にSAを購入すると、上記権利が付与される)
RDPやVDIでサーバ上のOfficeを利用する場合、RDS CALが別途必要になる。Windows ServerではRDP接続が同時2セッションまで可能であるが、この権利はあくまでも「サーバ管理」のためのものであり、一般的な業務のものではない。
サーバ上に業務データをアップロードして、「サーバ上で」Excelデータを修正、という使用方法を見かけたことがあるが、これはWindows Server OSの使用許諾に違反している。
さらに、帳票生成自動化のため、サーバへExcelを導入、Excelは1本で良いと提案をする一部上場企業が存在しているのだが、Microsoft Officeの使用許諾に違反している事は間違いないだろう。この企業はこの構成を多数納品しているそうだ...。
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